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労基・安衛

仮眠時間、手待ち時間と休憩時間の違い 労働基準法を読み解く

投稿日:

kyuukei

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satokibiです。

この記事では労働時間についてまとめています。

 

平成30年度社会保険労務士試験労働基準法択一式問1イの正誤問題

下記の問題を見てみましょう。

貨物自動車に運転手が二人乗り込んで交替で

運転に当たる場合において、

運転しない者については、助手席において

仮眠している間は労働時間としないことが

認められている。

出典元:平成30年度社会保険労務士試験労働基準法択一式 問1イ

 

答えは誤りとなります。

 

労働時間とは

労働時間とは、一般的に「使用者の指揮命令下」に

置かれる時間をいい、手待ち時間・仮眠時間も含まれます。

 

上記の例の交替で運転している労働者も何か不測の事態が

発生した際にはいつでも運転できるようにしていないと

いけないので労働から離れている休憩時間とは違う為、

労働基準法上の労働時間となります。

 

労働基準法

(労働時間)

第32条

1.使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。

2.使用者は、一週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて

労働させてはならない。

 

行政からの見解

行政からの通達がございますのでご参考までに

 

問 定期路線トラック運転手の労働時間等

の取扱いについて疑義が生じたので、下記の

諸点につき何分の御指導を願いたい。

---一部省略----

ニ 一部の定期路線においては、運転手甲のほかに交替

運転手乙を乗り込ませ、往路は甲が全部運転し、復路は

乙が全部運転することとし、運転しない者は助手席にお

いて休息し、又は仮眠をするという形態のものがある。

この場合において往路における乙、復路における甲は、

労働を提供しない建前となっているので、これらの者の

勤務時間は、労働時間とは解し難い点もあるが、又一面

当該トラックに乗り込む点において使用者の拘束を受け、

また万一事故発生の際には交替運転、或は故障修理等を

行うものであり、その意味において一種の手待ち時間

或いは助手的な勤務として労働時間と解するのが妥当

と考えらるが如何。

(若しくは助手席にある者について助手席にある間の

時間を労働時間としないとすれば、その時間をどのように

取り扱うべきか。)

答 ニ 見解のとおり

休憩時間の定義

休憩時間の定義については労働基準法34条に規定されています。

(休憩)

1.使用者は、労働時間が六時間を超える場合においては少なくとも

四十五分、八時間を超える場合においては少なくとも一時間の休憩

時間をを労働時間の途中に与えなければならない。

2.前項の休憩時間は、一斉に与えなければならない。ただし、当該

事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合において

はその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合に

おいては労働者の過半数を代表する者との書面による協定がある

場合には、この限りではない。

3.使用者は、全1項の休憩時間を自由に利用させなければならない。

休憩時間とみなされるには

休憩時間は労働者が権利として労働から離れることが保障されていなければ

なりません。

なので、今まで書いたように手待ち時間などの待機時間は、休憩に含まれません。

この時間も当然に労働時間としてカウントされます。

お昼休みの電話や来客対応は明らかに業務となりますので労働時間となります。

お昼休みを電話当番などで利用した場合は使用者は

別途、労働時間内に休憩を与える必要があります。

 

まとめ

手待ち時間が労働時間であるかどうかの記事となります。

休憩時間は完全に労働の拘束から解放されていると覚えておいて下さい。

また追記します。

以上

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