こんばんは。satokibiです。
前回の続きで年金積立金運用独立行政法人(以下GPIFと呼ぶ)の年金積立金の
運用状況について見ていきます。
https://srkakomonfp.net/article/post-534.html
実際、社労士試験では深くは出ませんがポイントは押さえていきます。
年金積立金のあるべき形
賦課方式に切り替えしたあと、保険料のうち年金給付に充てることがなかった
ものが年金積立金として運用し年金財政の安定化に資することが目的となっております。
運用に関してのルール
年金積立金の運用ルールは法律上決まっております。
「長期的な観点からの安全かつ効率的に行う」(国年・厚年)、「運用は、安全かつ効率的に行わなければならない」ということが定められております。
上記の文言は国民年金法のテキストに記載がありますし、出題実績がありますね。
ここからGPIFは以下の二つの考えた方を導きだします。
1.特性の異なる複数の資産に分散して投資を行うという「分散投資」
2.長期的な観点から基本となる試算構成割合を決めて、これを維持するという「基本ぽーとフォリオの策定・管理」
要するに投資信託をしますということですね。最近では投資ブームでもありますので流行りの先をいっていたのかな。
つみたてNISAが安全かどうかは定かではありませんがリスクが小さく長期的(20年)で効率がよいというのは当てはまりますね。
年金財源は100年計画ですのでさらに上をいきます。
運用利回り
運用利回りに関しては何%だと思いますか。
1.7%を最低限のリスクとして下さいとのことです。
たしかに安全性を確保してますね。投資信託とかは3%台が多いですから。
GPIFの基本的なポートフォリオは以下のような構成になっております。
国内債券 35% 国内株式 25% 外国債券 15% 外国株式 25%
これに経済情勢等を鑑み、一部修正が入っていきます。
運用実績
平成28年度までの運用実績は下記の通りです。
収益率: +5.86%
収益額: +7兆9,363億円
運用資産額: 144兆9,034億円
出典元:年金積立金管理運用独立行政法人のホームページより
28年度末時点はプラスで終了しております。逆にマイナスであった場合はどうなるんだろうと
思います。投資なのでリスクは当然あります。凄腕のファンドマネージャーが雇われているの
かな。
まとめ
前回の財政均衡期間の話から派生した話を致しました。
試験ではそこまでつっこんだ所まではほぼ聞いてこないでしょう。
たまに選択式で難問扱いクラスで出題をし、受験生をいじめることはあります。
現在の社会人にとっては投資スキルとかもある人が問題はないはずです。
簡単ではありますがまとめさせていただきました。
後日、加筆修正をしていきます。
本日も貴重なお時間頂きありがとうございました。
また引き続き宜しくお願い致します。
以上